トランギアのメスティンでお米1合を炊くときの水の量は、リベットの中心まで入れるように一般的にいわれています。
これでうまく炊けているのですが、実際にはどれぐらいの水の量なのかを知りたくなったので調べてみました。
白米と無洗米は一合の重さが違う
テント泊でご飯を炊くとき、一般的な白米ですか、それとも洗わなくても済む無洗米を持っていきますか?
私の場合、お米は無洗米を1合ごとにジッパー付きの袋に小分けにして持っていきます。いつものようにテント泊の準備をしているときに、お米用の計量カップには“白米”、“無洗米”の2つの印があり、1合の目盛りの位置が違っていることに気づきました。
つまり、白米と無洗米では1合の量が違うということです。今まで知らなかった自分にはとても衝撃的な事実でした。
お米の量が違うということは水の量も違うのでは?
今までメスティンのリベットの中心に合わせていた水の量でいいのかという疑問を持ってしまったので、調べてみました。
無洗米一合は何グラム?具体的な米の量。
出典:無洗米専門屋
まず白米の米一合は150gです。
しかし無洗米は
白米9.7:無洗米10
という割合で白米より密度が高いと言われています。
まずこれをしっかり覚えておいて下さい。
つまり白米一合150gだった場合無洗米は154gということになります。
たった4gですがこの4gの増量が水加減を狂わせます。
米1合150gなのですが、無洗米1合は154gになります。
無洗米は白米に比べ密度が高いので、約3%重くなるということです。
そして、水の量も変える必要があるようです。
※お米の重さについては、新米、古米で変わってくるため、あくまでも目安とお考えください。
無洗米1合の水の量は210ccが適量
通常は白米1合150gに対して水200ccが平均的です。
無洗米の場合、白米1合に対して約3%多いので154gとなり、水の量は205cc程度が適量になります。
実際にメスティンの水の量を測ってみました。
計量カップの白米の表示で無洗米1合を量りメスティンに入れ、はかりにのせて“0”にします。リベットの中心まで水を入れると、重さは211gでした。

水温は8℃でしたので、1g=1ccとすれば、水の量は211ccということになります。
前出の無洗米専門屋のホームページによれば
無洗米1合あたり
出典:無洗米専門屋
200ccで若干硬め
210ccで普通
220ccで少し柔らか目
となっていますので、無洗米であればリベットの中心で適度な水の量ということになります。
これで納得できました。
トランギアが意図して作ったとは思いませんが、使い勝手がよくできています。
これからは、無洗米1合あたり水210ccとしていろいろと試してみようと思います。
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