テント泊で使える メスティンの半自動でご飯0.5合炊き【エスビット編】

山ごはん

ソロテント泊の夕食で、ご飯1合が多いと感じたことはありませんか?

たくさんのつまみとビールで程よくおなかが膨れてきて、炊きあがったご飯を食べようとしたときに「ちょっと1合は多いなぁ~、この半分でいいかな…」と思ったことがあります。

トランギアの代理店であるイワタニ・プリムスのHPを見ると、スタンダードサイズのメスティンは約1.8合まで炊飯できるようですが、何合からという記載はありません

そこで、メスティンで0.5合をうまく炊くことができるか試してみました

炊飯の準備 と手順

まずは炊飯のための準備です。実はこれまでに0.5合の炊飯を2回ほどやってみたのですが、うまくできませんでした。その結果を踏まえて燃料や水の量を決めています

<準備するもの>

  • メスティン:トランギア TR210
  • ストーブ :エスビット ポケットストーブ
  • 固形燃料 :エスビット スタンダード(4g)2個
  • お米   :無洗米0.5合
  • 水の量  :115cc
メスティンと固形燃料

実際にご飯を炊いてみる

実際にお米0.5合を炊いてみます。

<お米と水を入れる>

メスティンに0.5合の無洗米と水115ccを入れて30分浸水させます。今回はテストの兼ねているので、水の量は計量カップで量りました。

0.5合115ccの水の位置

無洗米0.5合と水115ccを入れた時の水の位置です。

<ポケットストーブに固形燃料をセットしてメスティンを火にかける>

浸水30分後、エスビットの固形燃料4gを1個を置いて火にかけます。

固形燃料で炊飯中

1個目の燃料が終わりごろになると、蒸気が噴き出してきました。燃え尽きないうちに2個目を追加して、燃料が燃え尽きるまで放っておきます

燃え尽きたらメスティンをタオルにくるみ、ひっくり返して15分程度蒸らします。

蒸らし中

実食

フタを開けてみたら、ふわっと蒸気があふれてきていい感じに炊きあがりました。底をのぞいてみても焦げ付いている様子はありません。

焦げ付きなし

ひと口食べてみると、ちょっとだけご飯が固い気がしますが、今までに比べたらまずまず成功です。 欲を言えば、あと1分ぐらい火にかけたいところですが、固形燃料では細かく時間を調整できませんので良しとします。

これまでの失敗例

過去に失敗したときの様子です

1合の炊飯と同じように、エスビットの固形燃料でミリタリー1個を使ってみました。
水の量は1合で210ccとしているので 、その半分の105ccです。

結果は、炊飯の時間が長すぎてご飯は干からびたようになってしまい、とても食べられたものではありません(それでも食べましたが…)。

底にびっちりと焦げ付いてしまい洗うのが大変でした。

焦げ付いた失敗
  • 2回目は前回の反省から、炊飯している時間を短くするために固形燃料をスタンダード2個にしました水の量は105ccで同じです。
    結果は、炊きあがりは少し芯が残っているようにも感じ、メスティンも軽く焦げ付きました。堅めのご飯でしたが食べることはできます。
    ただ、「おいしいか?」と聞かれたら、「おいしくはない!」と答えます。
焦げ付き失敗

この2回を参考に今回の炊飯時間と水の量を決めています。

まとめ

0.5合でも一応は成功したのですが、まだまだ改善の余地があります。もしかすると、エスビットの固形燃料は使わずに、ストーブ(バーナー)で炊飯したほうが成功するかもしれません

また、時間を作って0.5合のご飯がおいしく炊けるまで試してみようと思っています。

※条件によっては同じようにできないこともありますので、自宅等で試してから本番に臨むことをお勧めします。

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