天狗岳(2646m)

西天狗岳 八ヶ岳

2月7日 八ヶ岳のヘソ?で眺めを楽しむ

八ヶ岳連峰の真ん中あたりに位置する双耳峰の天狗岳。天気が良ければグルっと八ヶ岳が一望できます。

いつもは唐沢鉱泉から西尾根を登り、西天狗、東天狗、黒百合ヒュッテと左回りで周回するのですが、今回は久しぶりに渋の湯から入って、東天狗、西天狗をピストンすることにしました。

ヤマテンの予報だと、朝のうちは天気が良い。 午後は一時的に吹雪くとなっていたので、楽しみつつもちゃっちゃと登る予定です。

山と高原地図のコースタイムは、登り:4時間15分(西天狗岳) 下り:3時間 往復:7時間15分です。

コースマップ

出典:YAMAP

=実際のコースタイム=
奥蓼科登山口(7:25)▶黒百合ヒュッテ(9:10)▶中山峠(9:30)▶東天狗岳(10:40)▶西天狗岳(11:00)▶中山峠(12:05)▶黒百合ヒュッテ(12:10)(12:20)▶奥蓼科登山口(13:30)
活動時間(休憩含む):6時間5分 累計標高差:933m

駐車場と登山口

諏訪インターチェンジから車で40分ぐらいで渋御殿湯に到着。道はきれいに除雪されていました。短いですが凍結している区間もあるので注意して通ります

渋の湯の駐車場を利用します。あちこちのサイトで言われていますが、車を駐車場に入れる前に受付を済ませ、駐車場に向かうとおばちゃんが案内してくれます。駐車料金は1000円/日。

トイレは駐車場の脇にあり。暖房が入っていて暖かいです。

登山口の奥蓼科登山口。登山届のポストがあるので、ここで提出します。

右にある橋を渡って登山開始です。

奥蓼科登山口
奥蓼科登山口

登山口 ~ 黒百合ヒュッテ

黒百合ヒュッテまでは樹林帯の中を進みます。積雪の状態はこんな感じ。

樹林帯の中の登山道
樹林帯の中の登山道

気温は-10℃、登山靴のままでも程よくグリップするのでアイゼンは装着せずに登ります。

樹林帯で日が当たらないのですが、この辺りは風もないのでハイキング気分で歩けます。

樹林帯の中の登山道

AM9:00頃ですが、まだ青空が見えます。

天狗の奥庭方面
天狗の奥庭方面

AM9:10 黒百合ヒュッテ到着。通年営業の小屋です、ありがたいですね。

黒百合ヒュッテ
黒百合ヒュッテ

ここでアイゼンを付けたりピッケルを準備する人が多いのですが、この先の岩場でアイゼンが邪魔になるかもしれないので、もう少し先で付けることにしました。

黒百合ヒュッテ ~ 東天狗岳 ~ 西天狗岳

黒百合ヒュッテから5分ほどで中山峠です。帰りに時間があったら中山展望台まで足を延ばす予定。

中山峠
中山峠

中山峠を右に進む。開けたところに出ると西天狗岳(右)が見えた(左は東天狗岳手前の岩峰)。

西天狗岳
西天狗岳と岩峰

ここから急登!
アイゼンとピッケルを準備、風が強そうなのでハードシェルとバラクラバ(目出し帽)も身に着けます。

アイゼンとピッケルを準備
目の前には急登

ここから、さっき見えた岩峰までは急登が続き、風も強かったです。強かったといっても、この時期なら普通です。積った雪が風で飛んできて顔が痛い…。

雪の状態は良かったので、ピッケルもアイゼンも効きます。危険なところはありませんが、あまり東側(登るときに向かって左側)に進路を取らないように、切れ落ちていて雪庇ができているかもしれないので避けて登ります

AM10:45 東天狗岳に到着しました。

東天狗岳山頂
東天狗岳

東天狗岳山頂から南八ヶ岳。

南八ヶ岳
左から硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳、編笠岳

これから向かう西天狗岳。

西天狗岳
西天狗岳

AM11:00 西天狗岳山頂に到着。

西天狗岳山頂
西天狗岳

今日の西天狗岳の山頂は風がありません!東天狗はあんなに強かったのに…。

南八ヶ岳
南八ヶ岳

南八ヶ岳の方にグレーな雲が掛かってきました。もっとゆっくりしたかったけど、早々に下山します。

奥蓼科登山口
奥蓼科登山口

雪に降られることはありませんでしたが、下山時はずっと曇り空。中山展望台は寄らずに下山しました。

まとめ

西天狗岳の山頂は広いので、天気が良くて風がなければゆっくりと昼食を取ることもできます。天狗岳は人気があり、この時期でもたくさんの登山者が入っているため、降雪後でなければトレースがあります。黒百合ヒュッテも通年営業ですので、雪山の経験が少なくても登りやすい山です

<2021年 登山記録はこちら>

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