12月27日 2020年の締めくくり
あっという間に2020年も終わりが近づいてきました。今年を振り返ってみると、登山をするにはとても窮屈な年でしたね。
登山も自粛から始まって、テント場も予約が必要になったり、混雑する山域は行きにくかったりと思うように山に行けない一年でした。来年はもう少し自由に行けるようになって欲しいと願いつつ、2020年最後の山行に行ってきました。
2020年最後は八ヶ岳 蓼科山です。いつも通り女神茶屋の登山口から入山。冬靴慣らしの目的もあるので山頂を往復するだけののんびりとしたコースにしてみました。
山と高原地図のコースタイムは、登り:3時間 下り:2時間 往復5時間です。
出典:YAMAP
=コースタイム=
女神茶屋登山口(8:00) ▶ 2110m地点(9:05) ▶ 蓼科山頂ヒュッテ(10:30) ▶ 蓼科山山頂(10:35) ▶女神茶屋登山口(13:10)
行動時間(休憩含む):5時間10分 累計標高差:810m
駐車場と登山口
AM7:50、女神茶屋の登山口から50mほど西側にある駐車場に到着。30台ぐらいは停められそうな駐車場だけど、到着した時点で残りは数台分しか空いていませんでした。

写真には写っていませんが、駐車場内にトイレと登山届のポストがあります。トイレは個室が数カ所ありますが、この時期は1つしか使用できません。
登山口 ~ 蓼科山
山頂は穏やかだといいなと願いつつスタートします。

女神茶屋向かいの登山口、ここから入山します。

しばらくは笹藪の中の登山道を進みます。少し積雪があるので、デコボコが埋まって歩きやすい。

笹藪の道を抜けると、大きな石の積み重なった急登に入ります。石の上が凍っているところもあるので、早々にチェーンスパイクを装着。

最初の急登を登りきると開けたところに出ます。ここで標高2110m、登山口が1730mぐらいなので、すでに380mほど登ってます。

ここは少しだけ南側が開けているので、南八ヶ岳と南アルプスが見えます。

なだらかな道を10分ぐらい進むと、ふたつめの急登が現れ、一気に山頂付近まで登ります。踏み固められた積雪があるので、このあたりでアイゼンなどの滑り止めを装着することをおすすめします。

一息つきながら振り返ると、さっきより大きく南アルプスが見えました。

急登を登りきると森林限界をこえて視界が開ける、山頂までもうすぐ。ここから勾配は緩やかだけど岩場を歩くので、アイゼン等の爪を引っかけて転倒しないよう気を付けます。

山頂に着きました。360度の眺望、風も弱く穏やかな山頂です。


この時期にしては穏やかだったので、久々に山頂でゆっくりしました。昼食を取って同じルートで下山です。
まとめ
蓼科山は積雪期にしか登らないので、穏やかな山頂の時でラッキーでした。ここは積雪期登山の入門コースなので、これから冬山登山を始めようとするには良いコースです。ただ、駐車場はすぐに満車状態になってしまうので、週末に登るなら早めに来たほうが良いですね。
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