4月25日 ソロで日帰り里山登山
登山も自粛ムードとなっているので、トレーニングを兼ねて近くの里山に登ってみました。
後立山の前衛峰的な存在で、後立山の展望台ともいえる鍬ノ峰です。ここは、シャクナゲが有名でシーズンともなれば県外からも登りに来られるほどです。今はまだシーズン前なので登山者も少ないでしょうから登ってみることにしました。
登山口と駐車場
鍬ノ峰には白沢登山口と仏崎観音登山口のふたつがあります。今回は白沢登山口から登りました。

登山口へは餓鬼岳の白沢登山口からさらに奥へ進みます。舗装はされていますが、道幅は狭いので充分注意して進みます。

駐車場です。5、6台は止められそうです。午前8時を過ぎましたが、ほかに車はありません。

道を挟んで駐車場の反対側に登山口があります。近くにはトイレも登山届を提出するポストもありませんので、事前に済ませておく必要があります。
登山口から山頂まで

登山道は急な階段から始まります。

昨日未明に降ったと思われる雪がうっすらと残っています。積るほどではありませんが、今年は標高が低くてもよく雪が降ります。

シャクナゲで有名な山ですが、つぼみはまだまだ小さいです。

右側はガケになっていて、ロープが張ってあり通行できなくなっています。ここは左から巻きます。

視界が開けてくると後立山が見えてきます。

下山時の方向から見ています。右側から登ってきて、ここで大きく左に曲がります。木で遮ってあるものの下山時には直進しないように注意が必要です。

岩の右側を通ります。更に右側はガケです。ロープが張ってありますが、古そうなので使いませんでした。ロープを使うときは充分確かめてから使ってください。

ここも右側がガケで、道幅の狭いところです。木をくぐらなければならないのでザックを引っかけないよう注意が必要です。

所どころ呼吸を整わせてくれるところはありますが、登山道のほとんどが急登です。でも、左側に後立山を見ながら歩きますので気を紛らわすことはできます。

名物?となっている目印まで来ました。ここまで来ると急登もひと段落します。山頂までもうひと踏ん張りです。

登山口から1時間15分で山頂に到着しました。キツイ登りがトレーニングにはちょうど良いコースでです。
山頂でコーヒーブレイク後、同じルートを下山しました。
山頂からの景色
後立山の前衛峰だけあって、展望は素晴らしいものがあります。
今日は天気も良く最高の展望です。

正面に餓鬼岳、餓鬼のコブ、右は唐沢岳。

左から餓鬼のコブ、唐沢岳、三ツ岳、烏帽子岳、南沢岳、不動岳、七倉岳、北葛岳、針ノ木岳、蓮華岳。

少し目線を下げると高瀬ダムが見えます。

蓮華岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、唐松岳、五竜岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。
後立山の名峰を一望できます。
まとめ
黒部アルペンルートが開通したので、針ノ木岳や爺ヶ岳南尾根を予定していましたが、万が一ということもあるので自粛。この時期はほとんど人にも合わないであろうと思い、トレーニングを兼ねて通いなれた里山に、後立山の雄姿を見に行きました。
ここは急登が続くので、少し余分に荷物を担げばトレーニングには最適です。もう少ししたら、シャクナゲもきれいに咲くので、様子を見て登りに来ようと思っています。
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