2月28日 岩稜の名峰を満喫!
かねてから行きたいと思っていた妙義山。登山道の状況は調べたけど、初めての山域なので”全山縦走!”はやめておき、表妙義を半分だけにしました。
今回は妙義神社から入山、天狗岳と相馬岳に登頂したら、タルワキ沢に戻って下山するコースとしました。
YAMAPのコースタイムは、登り:3時間40分 下り:2時間20分 往復:6時間です。
出典:YAMAP
=実際のコースタイム=
妙義神社(8:40)▶大の字(9:30)▶奥の院(10:00)▶玉石(10:55)▶大のぞき(11:25)▶天狗岳(12:00)(12:50)▶相馬岳(13:05)▶タルワキ沢(13:25)▶中間道(14:15)▶妙義神社(14:55)
活動時間(休憩含む):6時間25分 累計標高差:862m
駐車場と登山口
登山者用のようなことが書かれていたので、道の駅向かいの駐車場を利用しました。あとでわかったのですが、他にも登山者向けの駐車場はあるようです(確認はしていませんが)。
ちなみに登山者いる気配がしません…。
登山口は妙義神社としました。インターネットでどこから入るのか調べてみたものの、現地の状況とマッチングせず案内板をあてにします。

これでなんとなくわかりました。

登山届を出してスタート、大の字を目指します。
登山口 ~ 大の字 ~ 奥の院
倒木のため迂回路を通ります。樹林帯の中ですが、意外と急登で一気に体温が上がります。外気温は約0℃なのに…。
スタートして40分、最初のクサリ場に到着。

長いクサリ場ですが、斜度はそれほどでもないので怖さは感じないと思います。
ここを登りきると左手に「大の字」。

登ってみました。

下界を一望、なかなかの高度感です。
「大の字」で景色を楽しんだ後、辻に到着。

ここから先は上級者コース、ヘルメットをかぶって気を引き締めます。
辻から15分ほどで奥の院に到着。

奥の院 ~ 天狗岳 ~ 相馬岳
奥の院右手のクサリ場を登ります。ここも長いクサリ場で、上に行くほど傾斜はキツくなり、途中の岩溝も通らなくてはなりません。

手持ちや足場はあるので、落ち着いて三点支持を意識して登ればクリヤできると思います。
次に短めのクサリ場がやってきますが、ここはクサリを使わなくても登れる程度。
ここから一段と眺望が良くなります。

先に進んでビビリ岩に来ました。

2mぐらい登るだけかのか?
と思いましたが、登ってからがビビリでした!

まず、2mぐらいをほぼ垂直に登る。

岩肌を少しトラバース気味に登っていく。足を置くところはたくさんあるので、慎重に登ればクリアできます。

上から見るとこんな感じ。ちょっとビビります(笑)
次は背びれ岩。両側がスパッと切れ落ちてます!

大のぞきまで来ました。

ここから長いクサリ場の下降です。

クサリが3段の長い下降なので、クサリを持つ手にずっと体重をかけていると、最後の方で力が入らなくなってきます。足場は良いので、所々で休みながら下りたほうがいいですね。
やっと天狗岳まで来ました。

山頂付近は少しスペースがあるので昼食を取ります。
ここから相馬岳に行くにはタルワキ沢の出合まで下ります。山頂の東側に道が続いているので間違えないように。
タルワキ沢までは、標高差で約70m下り、相馬岳まで約90m登り返します。

相馬岳の山頂は樹々が多いので展望は良くありませんでした。
ここからタルワキ沢まで戻って下山です。

タルワキ沢の登山道はクサリ場やガレているところも多く滑りやすいので慎重に下っていきます。
中間道(関東ふれあい道)まで出たら、妙義神社までハイキング道を歩くだけです。

<追伸>
登山後の入浴は「もみじの湯」、道の駅から少し登ったところにあります。露天風呂が開放的で気持ち良かった(妙義山は見えませんが…)。
入浴料は¥520でした。
まとめ
今回は表妙義を半分だけでしたが、十分楽しめるコースです。普通のコースに飽きたら、こういった岩稜の山も刺激があっていいかもしれません。
ただし、ちょっとのミスが大きな事故につながるので、雨天や風の強い日は避けましょう。
このコースに挑戦するのなら、ある程度岩場の歩き方、クサリの使い方を練習してからにしましょう。
クサリ場に慣れていないと、予想以上に登り下りの時間がかかります。行動予定は時間に余裕をもって立てることをおすすめします。
そうすれば、きっと楽しく刺激的な山行になりますよ。
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